ネタバレされやすい本格ミステリー小説4作

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トリックの真相や犯人の正体が肝の本格ミステリー作品において、ネタバレは禁物だ。

自分もミステリー作品について書くブログを運営しているので、本格ミステリーについての記事を書くときには、ネタバレしないように神経を使っている。

知人や友人で互いに同じミステリーを読んだ者同士で話すなら、何の気兼ねもいらないが、ブログは不特定多数に向けて発信するものなので、未読者に対し、作品の最も重要な部分については言及せずに作品の魅力を伝えなければならず、それはなかなか難しいことだなと、ミステリーブログを更新していて痛感する。

それでも、ネタバレはマナー違反なので、最大限注意を払っていきたいと思う。

ミステリー作品の中でも特に紹介が難しいのは、叙述トリック作品だと感じる。そのあたりのことは、この過去記事http://kyo-novel.jugem.jp/?eid=34に書いてます。

ネタバレはいつだって、交通事故みたいに突然に、大事なものを奪っていく。

未読者の未来の楽しみを奪うのは、許されないマナー違反だ。

交通事故に遭わないで生きることが難しいように、ネタバレ被害に遭わないで生きるのも難しい。

こちらがいくら気を付けていても、ルールを守らない人間がいれば、ネタバレというアクシデントに見舞われてしまう。

自分もこれまでに何度かネタバレを食らったことがあったので、その経験をもとに、ネタバレされやすいミステリーについて考えてみる。

 

私はこれまでに、以下の4つの作品をネタバレされた。

 悒リエント急行の殺人』アガサ・クリスティー

 一番ネタバレされやすいミステリーじゃないかと思う。

 話のはずみでネタバレを食らいやすい。

 読む何年も前から、犯人がだれなのか知っていた。

◆慇蠕噂兒人事件』島田荘司

 漫画でネタバレを食らった。

 読者数の多い漫画だから、『占星術殺人事件』よりも前にその漫画を読んでネタバレされた人は少なくないだろう。

『Yの悲劇』エラリー・クイーン

 ある本に載っていたミステリー作家同士の対談で、ネタバレされてしまった。

 重要な部分は、伏字にしておいてほしかった。

ぁ慷婪の季節に君を想うということ』

 驚きが生まれる一番大事なところを、ネットでネタバレされた

以上4作、これまで自分がネタバレされた作品を並べてみて、2つの共通点があることに気付く。

一つは、どれもミステリー史に残る有名な作品だということ。

そしてもう一つは、犯人の正体やトリックに意外性があること。

つまりは、本格としての傑作度が高ければ高いほど、ネタバレを食らいやすいということなのだろう。

ミステリーに興味を持ち始めたなら、ネタバレされる危険性が高いそういった傑作の呼び声高い作品から順に読んでいったほうがいいと思います。

 

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